リシンドージャパンでは、カシミヤを生産する牧家に向けて、
そして、カシミヤを愛用するお客さまへ向けて、取り組んでいることがあります。
環境に配慮し、最高品質のカシミヤを引き継いでいきたいというリシンドージャパンの思いをカタチにした取り組みです。
北京から飛行機で3時間、寧夏回族自治区銀川から車で道なき道を4時間…。
やっと阿拉善左旗までたどり着く。そして、そこに待っていたものは繊維の宝石とも呼ばれるカシミヤの中でもさらに世界最高級といわれる阿拉善カシミヤに巡り会えました。
(株)リシンドージャパンは2010年から商標登録をして、阿拉善100%の商品作りをしています。
砂漠化の原因のひとつに山羊の放牧といわれ、とても悲しく感じておりました。この度「世界の砂漠を緑で包む会」の会員になり、阿拉善トングリ(謄格里)砂漠周りにこれ以上砂漠が広がらないように井戸を掘り、苗木を育て、植樹をした木が成長するまで、点滴のように水を与えるという気の遠くなるような作業をされている団体への寄付を決めました。
阿拉善100%の商品1枚に1本の苗木代を寄付するプロジェクトを作りました。
沢山のカシミヤファンの方々の心温かい参加を社員一同希望しております。
●NPO法人「世界の砂漠を緑で包む会」 http://tutumukai.main.jp/
気候の変動や干ばつ、砂塵や黄砂の発生は、世界の人々の健康を脅かす大きな問題です。
世界の貧困層の半分は、砂漠化が進み、土壌の疲弊した地域で生活しています。慢性的な栄養不足や貧困状態、病気や死への恐怖が常にあり、2050年までには1億5000万人が自然環境難民となる予測がされ、国際問題になっています。
微力ながら「グリーンベルトプロジェクト」はこの問題を解決するためのお役に立てればと考えます。
トングリ砂漠のまわりに植樹をしています。現状の植樹スピードでは完成までに数百年かかる予定です。
(トングリ砂漠1週約800km)皆様のご支援をいただき、少しでも早く植樹エリアを広げていけたらと願っております。
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植樹進行予定図(呉 所長)
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種から育てます
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1本1本の植樹中
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成長途中
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植樹後
ナヒヤとは、「苗」と「子ども」を意味するモンゴル語。地球上では、砂漠化の進行や乱開発により、草原や森林が消失しています。これらの影響により、地域環境や地域経済が悪化し、貧困や教育が受けられないなどの問題が起きています。
ナヒヤ基金は、そうした地域の環境を保全すると同時に、地域の経済と教育の振興を目的として、植林などによる自然再生事業、エコツアーの推進や地場産品の販売を通して「ナヒヤ(樹木の苗と子どもの苗)」を育てる活動を行っています。
リシンドージャパンは、ナヒヤ基金の活動に賛同し、「一枚のオリジナル製品をつくるたびに内モンゴルに苗木を1本植える」社会貢献を行っています。
●ナヒヤ基金事務局 https://www.facebook.com/nahiyafund/
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ナヒヤの森(2010年)
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ナヒヤの森(2014年)
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ポプラの植林(2011年)
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植林後のポプラ(2010年)
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ショウジョウマツの植林(2012年)