夢中で最高のカシミヤを追い求めていたら、
いつの間にか内モンゴルまで来てしまった。
そこで出会ったのは、伝統的な方法で
カシミヤ山羊を放牧する農家の人たちだった。
急速に現代化するアジアの中で、まだこんなふうにして
最高のカシミヤの原料を育ててくれていることが嬉しかった。
料理と一緒で、最高の食材はシンプルに料理することが一番。
私たちのカシミヤも最高の原料だから、
そのままシンプルに味わってほしい。
だから、奇をてらったデザインもしないし、
あなたのクローゼットにさり気なくあって、
でも、出番が多いワードローブを私たちはつくりたい。
「最高の原料をシンプルにつくる」
「あなたのクローゼットに、最高のカシミヤを届ける」
これが「BEYOND FARM TO CLOSET」のコンセプトです。
「BEYOND FARM TO CLOSET」には、モデルがいます。
それは、建築家のスティーブ(43歳)と、
インテリアデザイナーのケイト(41歳)。
彼らは、マンハッタンに住む夫婦。
原料にこだわった本物のカシミヤウェアは、
彼らの生活に欠かせない、大切なもの。
ウェストチェスターのセカンドハウスからマンハッタンへ戻る車中で、二人は自宅の改装のことを話していた。
金曜日の夜から日曜日までのこの時間が、質の高いウィークデイのハードワークを実現していた。
スティーブが最近気に入っている、カフェインテグラルがローストした豆で煎れた
コーヒーを飲みながらのちょうど良い距離のドライブも、二人が大切にしている時間だった。
新しいVOLVO V90は小さなエンジンとは思えないパワーある走りで
スティーブは良い買い物をしたと一人ごちていた。
インテリアデザイナーのケイトにとって自宅は最高の究極のラボであった。
友人を招いて自宅で食事することが好きなケイトは、キッチンとリビングを一つなぎに改装しようと考えていた。
建築の仕事をしているスティーブも、ケイトのチャレンジに乗り気だった。
もう少し暖かくなったら二人が好きなミッドセンチュリーモダンのテイストを掘り下げるためにも
デンマークとスウェーデンにリサーチの旅に出ようと相成った。
二人のクリエイティビティを刺激するものは旅である。
その支度も、旅の一部のように楽しむのが二人の約束だった。
リサーチだから動き回ることを考えると、軽いニットが一番便利だと知っている。
最近気に入っている、「春に着るカシミヤ」。それは「エアーカシミヤ」。
軽くてスポンディッシュで、手洗いもできて、カシミヤ特有の高級感のあるツヤも兼ね備えている、最高のニット。
この魔法のようなニットを知ってからは、少しずつカラーを揃えて楽しんでいた。
寒い飛行機の中も、ホテルの中も、エアーカシミヤのストールがあれば何も心配がなかった。
デニムにも、少しドレスアップするときも、スタイリングの幅が広いニット。
これが今回の旅の主役になることは間違いなかった。
春の訪れは、もうそこまで来ていた。
カシミヤ製品を長くご愛用いただけますよう、BEYOND FARM TO CLOSETの商品をお買い上げの方に、ナチュラル防虫効果のある「レッドシダー」1本をプレゼントいたします。香りが弱まってきたら、表面をサンドペーパーなどで削っていただければ、長くご使用いただけます。